DVD 輸入盤

交響曲第5番 シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ACC20284DVD
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


シャイー&ゲヴァントハウス管のマーラー・シリーズ
ワルター、メンゲルベルクのスコアも研究、
演奏の原点に立ち返った交響曲第5番


2005年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターに就任して以来、この世界最古のオーケストラと大きな成果を上げているリッカルド・シャイー。シャイーは1989年から2004年まで16年かけて、当時音楽監督を務めていたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と、マーラーの交響曲全集録音を完成させています。
 今回の映像全集のスタートは、マーラー没後100年を記念して2011年5月17〜29日にゲヴァントハウスで開催された「ライプツィヒ国際マーラー音楽祭」。この音楽祭は、各楽団と指揮者がマーラーの交響曲を分担して演奏し、シャイーと ゲヴァントハウス管はホスト役としてオープニング・コンサートで第2番、クロージング・コンサートで第8番を演奏し、そのライヴ映像が全集プロジェクトの第一弾となりました。その後、第4番、第6番と1年に2作品のペースで収録しており、この第5番は2013年2月に収録されたもの。
 前述の通りシャイーはコンセルトヘボウ管とマーラーの交響曲の全曲録音を行っており、コンセルトヘボウ管とゲヴァントハウス管はもちろん異なる響きを持っているのでシャイー自身も前録音との違いを強く意識したとのことです。マーラーの演奏に熟達した歴史的指揮者ワルター、メンゲルベルクのスコアを熱心に研究し、スコアに忠実にテンポ設定をより明確にし、また休符の扱いについても非常に真剣に吟味し、「休符の長さは緊張感の温度を定義するものである」とも語っています。シャイーはマーラーと同様にブラームスの交響曲もゲヴァントハウス管と再録音をしており、ここでも同様のテンポ解釈を行っています。
 また映像商品としても魅力も高く、「ACCENTUS MUSIC」ならでは素晴らしい編集で、見応えのある映像に仕上がっています。ジャケット・デザインはシリーズ通して使われているライプツィヒ出身の現代アーティスト、ネオ・ラウフによるものです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 リッカルド・シャイー(指揮)

 収録時期:2013年2月21、22日
 収録場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

・特典映像:「リッカルド・シャイーによるマーラー交響曲第5番の解釈」
 字幕:英、独、韓、日本語

 収録時間:本編 73分37秒、特典 27分32秒
 画面:カラー、16:9、Full HD
 音声:ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1、PCMステレオ
 NTSC
 Region All

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着々と進行する映像による全集。この後、20...

投稿日:2014/06/14 (土)

着々と進行する映像による全集。この後、2013/14シーズンには9番、来日公演曲でもあった7番が収録されている。この5番では一貫して速いテンポ、特に従来、かなり遅めのテンポが普通だった第2楽章第2主題(特に展開部序盤のチェロによるユニゾン部分)、第3楽章のピツィカートによるレントラー部、第4楽章全般などでも停滞感のない快速テンポが維持されていて、このコンピが最近CDリリースしたベートーヴェン、ブラームス全集と共通の志向を認めることができる。なるほど構築性を重んじた純器楽曲としてのアプローチは5番には合っている。しかし、ブラームスまでの方法論をそのままマーラーに持ち込むのは無理ではないかとも感ずる。なぜなら、マーラーの総譜ではメトロノーム表示がない代わりに、言葉による詳細なテンポの指示があるわけで、第3楽章「速すぎないで nicht zu schnell」、第4楽章冒頭「非常に遅く sehr langsam」などは作曲者の指示に逆らっているとしか思えない。たとえば、インバル/都響は物理的なテンポは速くても、表情そのものは濃厚だが、このコンピの演奏では上記のような(遅いテンポが求められるはずの)表現上の勘どころが、どうしても淡白に聴こえてしまう。 指揮者自身による演奏についてのコメントも、4番の時に比べれば遥かに情報豊富だが、言葉で語ってしまったために、かえって読みの浅さを露呈したり、(純器楽的解釈を志向しているくせに、プログラム的なメンゲルベルクの総譜書き込みにとらわれ過ぎといった)矛盾に陥ったりしているのは皮肉だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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